小泉進次郎氏はステマ発覚もおとがめなし…“やらかし芸能人”から大ブーイングも納得の「業界格差」
■業界格差、差別が浮き彫りに…
業界に長い某芸能プロ幹部が解説する。
「過去の話を蒸し返してしまうのは恐縮ですが、芸能人によるステマは2012年の『ペニーオークション詐欺事件』をきっかけに大きな社会問題となりましたからね。小森純にほしのあき、熊田曜子、東原亜紀、菜々緒ら、ステマへの関与を報じられ、騒動のようになった芸能人は何人も挙げられます。業者から多額の報酬を受け取り、自分では購入も落札もしてない商品を自らの影響力をつかってPRしたことでマイナスイメージが広がり、非難を受けて謝罪や活動自粛、引退同然に追い込まれるケースも発生しました。また芸能人の『やらせ』や広告表示義務違反が社会問題化し、広告だと明記しない宣伝行為へのステマ規制法が制定されました。SNSでの罰則も強まり、ステマ抑止が叫ばれているのに、国のリーダーを決める総裁選の候補者が平然とこれをやって、バレてもおとがめなしなのですから、あまりの扱いの違いから、業界差別、格差と取られても仕方ないでしょう」