(36)海鮮定食を求めて真鶴へ
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今回も散歩酒の話を書こうと思う。前回は、箱根の帰り道に本厚木で絶品ホルモンを食べるという提案だった。そして今回は、本厚木まで戻らずに小田原から東海道線に乗り換えて真鶴まで行くコースをご案内したい。
小田原から熱海・静岡方面へ向かう下り電車に乗ると、早川、根府川を過ぎて3つめが真鶴だ。小さな駅の改札を出るとバス乗り場がある。真鶴半島を巡るバスは、海岸線を走り、やがて山道に入り、鬱蒼とした森を抜けて、三ツ石と呼ばれる岩礁を見下ろす岬の突端まで運んでくれる。そこは崖の上。晴れた日の眺めはすばらしい。
真鶴港と岬の突端の、ほぼ中間あたり、里地というバス停の近くに、料理屋がある。宴会を何組も受けられるほどの大きな店で、家族連れや何人かのグループで来ている人たちは、実に立派な船盛りをつまみながら酒を飲んでいたりする。しかし、私のような散歩者がひとりで入っても、各種定食メニューがあるから安心だ。
















