選手のためじゃない!「給水タイム」でスポンサーは400億円のバカ儲け
ボンジーア! 今回のW杯はいくつかの新ルールが取り入れられた。ゴールキックは5秒以内とか、交代選手は10秒以内に出るとか、口元を隠して話しちゃいけないとか……。でもそんな中で、一番物議を醸しているのが「ハイドレーションブレーク」だ。
前半と後半にそれぞれ1回ずつ、3分間与えられる給水タイムで、今やその時間は観客のブーイングタイムになっている。
これは「暑さ対策」のはずだけど、空調が効いている会場でも、それほど暑くない試合でも、必ず取られる。おかげで今回のW杯は前、後半制ではなく、バスケットボールやアメリカンフットボールのような米国スポーツ同様の4クオーター制になっちゃったよ。中断が多いと緊張が途切れたり、試合の流れが変わってしまうことがある。「この時間帯に戦術を見直せる」なんて言ってるのは、たいてい弱いチームの監督。いわゆる「名将」と言われる監督たちはみんな反対だよ。アルゼンチンのスカローニが「これはサッカーじゃない」と言えば、ウルグアイのビエルサも「何の得にもならない」とピシャリ。フランスのデシャンなんて「サッカーが目の前で変質していく」とまで言った。選手の立場としては、ブラジルのダニーロが「水なんて試合中いつでも飲めるし、飲むのに3分もかからない。意味ないね」とボクに耳打ちしてくれた。


















