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鎮目博道テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人

テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人。テレビ朝日で社会部記者を経て、報道・情報系を中心に番組ディレクター、プロデューサーを務め、ABEMAの立ち上げに参画。2019年8月に独立。近著に『アクセス、登録が劇的に増える!「動画制作」プロの仕掛け52』(日本実業出版社)、『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)、メディアリテラシーについての絵本『それウソかもよ? うちゅうじんがやってき た!のまき

現地特派員が配置されていない国で世界規模の事件が起きたらどうするのですか?

公開日: 更新日:

 そうなんです。じつは最近ずっとそんな状況が続いています。いま大きな海外ニュースといえば、なんと言ってもウクライナの戦争とパレスチナ問題だと思いますが、どちらも日本のテレビ局がふつう特派員を配置していない国なんですよね。でも、毎日のようにニュースになるわけですから、誰も特派員がいないのも困ったものです。ということで、どこかの海外支局から交代で特派員が現地に行って取材をしているのが現状だと思います。

 そもそも特派員って不思議なお仕事です。世界のあちこちに海外支局があるんですが、ぶっちゃけ「毎日のように仕事をしなきゃいけない超多忙な支局」と「ほとんど日本で注目を集めるようなニュースが起きない支局」に大きく二分されるんです。

 前者の代表格が、いまならワシントン・ニューヨーク・ロサンゼルスといった米国にある支局でしょうね。いまニュースに「トランプ大統領」と「大谷翔平選手」が出てこない日は「ない」と断言していいくらいですから、そうなると毎日のように在米支局が取材と中継をしないとニュースは回りません。取材のほうは、アメリカの放送局の素材を購入するという手もありますが、中継はぶっちゃけ「地獄のように大変」です。なにせ時差がヤバい。ほぼ「真逆」ですから、夕方や夜のニュースに中継しようとすると、ワケのわからない深夜から早朝に働かなきゃならないですもんね。あと、それほどではありませんが、アジアの北京とかソウルなんかもいま毎日のようにニュースの出稿があり、大変な支局だと思います。

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