菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

公開日: 更新日:

昭和感が薄すぎる

 Filmarksでは《豪華なキャストが出てるだけ》《何を見せられてるのかわからない》《せっかく昭和を舞台にしたのに“あるある”がない》などと、初回から離脱をほのめかすレビューも少なくない。そもそも「もしがく」は青春群像劇。登場人物が多すぎると、最初は人物紹介など説明調になって間延びしがちだ。

「それで前半は低評価というのは“三谷作品あるある”ですが、それより心配なのは昭和感が薄いことです。演技力うんぬん以前に、貧乏劇団の演出家役の菅田さんをはじめ、ストリッパー役の二階堂さんもきれいすぎて、猥雑な昭和のニオイがしません。地上波GP帯だから制約が多いとはいえ、ストリップ劇場もきれいでリアリティーが……昭和のノスタルジーが湧いてきません」(前出のスポーツ紙デスク)

 極めつけは、主題歌だろう。YOASOBIの「劇上」。

「YOASOBIなんてバリバリの令和で、昭和感ゼロ。ドラマの世界に浸れません。B級の懐メロを採用するとか思い切って昭和に全振りできないところが、今のウチの弱みでしょう。世間の逆風を恐れて守りに入るあまり、一線級を集めて、内外から批判が出ないようにと安全策を取った結果、逆に中途半端な“異世界”の昭和ドラマになっています」(前出のフジテレビディレクター)

 それじゃあリアルな昭和オヤジは取り込めないか。

  ◇  ◇  ◇

「もしがく」がフジテレビを救うとすれば、カギは名作「ふてほど」ファン? 気になるアナタは以下の■関連記事【もっと読む】をどうぞ!

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    《タニマチの同伴女性の太ももを触ったバカ》を2発殴打…元横綱照ノ富士に大甘処分のウラ側

  2. 2

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    年内休養の小泉今日子に「思想強すぎ」のヤジ相次ぐもファンは平静 武道館での“憲法9条騒動”も通常運転の範囲内

  5. 5

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  1. 6

    『SHOGUN 将軍』シーズン2撮影中の榎木孝明さん「世界的な時代劇映画のプロデュースに関わりたい」

  2. 7

    横綱・豊昇龍が味わう「屈辱の極み」…大の里・安青錦休場の5月場所すら期待されないトホホ

  3. 8

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  4. 9

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  5. 10

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体