松岡昌宏のその後を決定づけた“ウラ代表作”

公開日: 更新日:

 Jアイドルとしてかっこよく事件を解決するヒーローではなく、亡くなった兄夫婦の子供を引き取って父親代わりになるという役どころ。80年代のこの枠の代表作「池中玄太80キロ」で西田敏行が演じた“玄太”を思い出させるキャラで、その名も“建太”。大ヒット作へのオマージュのはずだ。そんなこと誰も言ってないけど。

 ドラマは建太と子供たちとのエピソード、ちょっとした恋のバトル、後輩役の鳥羽潤とのからみ、先輩刑事の大仁田厚、上司の古尾谷雅人も含めた刑事としての現場などがバランスよく配置されていた。後半には“所轄”と“本庁”の力関係や、建太の兄夫婦の死に関する闇の部分を描きながら、ヒーローとして敢然と悪に立ち向かう刑事ドラマ要素も入り、明るいだけでなくシリアスな松岡も堪能できる展開に。当時21歳の松岡は、実年齢より少し上の役柄に器用に対応していた。

 たぶん“松岡昌宏の代表作”として挙げる人はほとんどいないと思うが、僕はこのドラマがその後の松岡を決定づけたと勝手に思っている。

 そして今年6月の末、例の“国分問題”での松岡の“男気会見”を見たとき、僕の頭の中にはTOKIOが歌ったこのドラマの主題歌が流れていた。Love&Peace。 (テレビコラムニスト・亀井徳明)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人2年連続V逸で再び始まる“見境なしの大補強”…床田、坂倉、吉田正尚に小園海斗まで照準

  2. 2

    伊藤沙莉「劇場版『虎に翼』」に興収30億円期待も…豪華キャスト再集結でなお残る“ひとつの不安”

  3. 3

    阪神に来オフ「藤川GM×赤星監督」の仰天プラン浮上! 球団初のリーグ連覇も指揮官交代へ

  4. 4

    「タンス預金2000万円」相続税はどうやってバレる? 税務署が追う“亡き親の出金”

  5. 5

    阪神が佐藤輝明のメジャー流出に備え“金満補強”か…吉田正尚、元MVPゴールドシュミットら浮上

  1. 6

    大谷翔平は90打席ぶり一発どころかPSで本塁打量産も…地区S初戦で見せた“復調サイン”

  2. 7

    【阪神】2026年 戦力外通告選手一覧

  3. 8

    “引退説”の巨人・坂本勇人は来季も現役続行か…「特に二塁打記録更新には強い意欲」の証言

  4. 9

    梅野隆太郎&糸原健斗は戦力外回避か? 気になる阪神ベテラン功労者2人の処遇

  5. 10

    簗農相にまだまだ醜聞続出か?「道路予算カット」暴言も反省ゼロ…臨時国会は大混乱必至

おすすめ求人情報

空調機メーカーでの機械設計/高収入/経験活かせる/キャリアアップ
サンワ株式会社 滋賀県 草津市 派遣社員
時給3,000円~3,500円
即戦力募集の「設備工事の現場監督」/手厚い研修/高収入目指せる
新田工業株式会社 埼玉県 ふじみ野市 正社員
月給50万円~60万円
大型トラック運転手/高収入/安定基盤/福利厚生充実/安全管理/長距離
西濃エキスプレス株式会社 静岡県 静岡市 正社員
月給45万円~
光ファイバーの製造 高収入
株式会社Harvest Biz Career 埼玉県 鴻巣市 派遣社員
時給1,700円~2,720円
Sponsored by 求人ボックス