お笑い業界関係者が指摘「ダウンタウンプラス」の厳しい勝算…コンテンツの質・量・更新頻度が当面の課題に
地上波のバラエティーであれば、たまたま見て面白いと思う人もいるかもしれないが、閉じた有料のコンテンツは表に出ることがないので、新たなファン層が広がっていくことは簡単ではないのではないかとこの関係者は言う。
「話題性はあるので最初に加入するユーザーの数はある程度多くなると思いますが、それを長く維持するのは難しいのではないでしょうか」
さらに地上波から配信番組までに携わる、別のお笑いメディア関係者の見立てはこうだ。
「料金設定については妥当だと思います。テレビでは見られないもの、しかも海外を意識した日本独自のプラットフォームでの配信という意味では非常に画期的。成功する、しないに関わらず、この動きそのものを見る価値はあると思います」
「女性からの支持は得られると思うか」という問いにはこう答えた。
「ネットのコメントを見ると松本さんに対する批判が多いんですが、お笑い好きと話していると意外と気にしていない女性が多かったりもする。芸能プロのマネージャーに『オファーがあったら出ます?』と聞くと、『即決で出ます』とだいたい答えますから、タレントが出演を渋ることも考えにくい。お笑い芸人に倫理を求める方がどれだけいるのか。今回、そこも具体的な数字として現れるのではないでしょうか」