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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

「時代に挑んだ男」加納典明(55)妄想モノばっかり、日本文化の代表である漫画がそんなのでいいのかな

公開日: 更新日:

 作家・増田俊也氏による新連載スタート。各界レジェンドの生涯を聞きながら一代記を紡ぐ口述クロニクル。第1弾は写真家の加納典明氏です。

  ◇  ◇  ◇ 

増田「小説を読む人が減ったのはやっぱりスマホの影響が大きいでしょうね。ほんの15年前は電車や地下鉄のなかでみんな文庫本か新聞を開いていましたが、今はスマホ」

加納「たしかに本読んでる人も新聞読んでる人も見なくなったな。外歩いてても昔は公園のベンチで新聞読んでる人がいたけど今はいない」

増田「でも漫画市場はすごい勢いですよ。スマホの画面に漫画のコマというのが合っているのかもしれない」

加納「俺は小説は読むけど漫画はあんまり読まないんだよな。アニメもほとんど見ないし。どんな漫画が売れてるの?」

増田「昔だったら手塚治虫先生でも井上雄彦先生でも、みんな人間を描いていたわけです。でも、今の若い世代って、リアルな肉体を知らないから、描くものが全部《転生もの》なんですよ」

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