「時代に挑んだ男」加納典明(55)妄想モノばっかり、日本文化の代表である漫画がそんなのでいいのかな
活字文化、音楽文化、写真にも影響が出る
加納「みんなが2ページで転生して描いていけば、ペラペラの2次元の紙の上だけの話になるでしょう。日本文化で世界的になったもののひとつである漫画がそんなのでいいのかな。読む側はそれで満足してるのかね。描いてる人もつまらないんじゃないか」
増田「今の若い人たちは現実世界をあまり知らないから、リアルな物語を描けないんですよ」
加納「そういえば最近、音楽も変わってきた気がするな。イントロがなくなってきてるような気がする」
増田「若者たちがイントロをスキップして聞くから、意味がなくなって、どんどん短くなってるんです。そのうち、サビしかない曲ばかりになりそうです(笑)」
加納「それはありえる。大丈夫かね、ほんと」
増田「10年、20年後には、とんでもない社会になっているかもしれません」
加納「そのうち、人と人がリアルに付き合わなくなるかもしれないね。ネットだけの繋がりになって」


















