伊集院光も困惑…TBSラジオ「スペシャルウイーク」復活も"敏腕社長"の残した負の遺産から抜け出せず

公開日: 更新日:

 三村氏は23年6月に社長を退任後、会長に就任した。しかし、営業担当者が広告主に無断でCMの内容を差し替えて放送していた問題を受け、昨年9月に退任している。

「SWの復活は、三村氏の影響が及ばなくなったからとも言われます。しかし、大きな予算はつかなかったそうです。これについて、伊集院さんは10月13日放送の『深夜の馬鹿力』で疑問を投げかけていました。局内は困惑が広がってますよ。だって、『大物を呼べ』『プレゼントを増やせ』というSWを再び始めるのに、新たな金は出さないんですから。現場の士気を上げろというほうが無理でしょう」(別のラジオ関係者)

■早朝の生島ヒロシ、朝の伊集院光、昼の赤江珠緒、夕方の荒川強啓の看板コンテンツがなくなり…

 三村氏はいなくなったが、現経営陣も"コストカット"の意思は引き継いでいるようだ。

「この7年でTBSラジオは大きく変わってしまった。早朝の生島ヒロシ、朝の伊集院光、昼の赤江珠緒、夕方の荒川強啓などの看板コンテンツがなくなり、新番組を始めるも軌道に乗っていない。ジェーン・スー、荻上チキ、ライムスターの宇多丸という局を代表するパーソナリティーはいますが、番組の時間帯や放送分数がよく変わるので、熱心なリスナー以外は聞く習慣がなくなりやすい。編成に問題がある」(同前)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 10

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々