興収178億円! 映画「国宝」は年末も大盛況 新たに“聞く「国宝」”もジワリ人気の流れに

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「原作を読むよりも想像の世界が広がる」

 そんな映画館の盛況ぶりも含め、「国宝」ブームは別のデバイスでも起きている。「オーディオブック」という“聞く「国宝」”である。ナレーションは八代目尾上菊五郎(48)。映画では姉の寺島しのぶ(52)が主人公・吉沢亮(31)の師匠・渡辺謙(66)の妻を演じているが、媒体を超えた姉弟共演を実現している。コンテンツとしては、Amazonオーディブルの評価は4.9と高評価。歌舞伎独特の芝居の言い回しはもちろん、菊五郎の声色づかいはさすが一流歌舞伎役者。「悪役が聞いているだけで憎らしく聞こえてくる。吉田修一の原作を読むよりも想像の世界が広がる」(40代女性)という声も。

「近年、携帯の動画疲れしたサラリーマン層や、キンドルなど電子書籍を読むのも面倒になってきた中高年層、電車や運転など移動中などの情報取得など多用途でオーディオブックが人気になってきています。そんなオーディオブックの入口が『国宝』になっているそうです」(ITジャーナリスト)

 興行収入178億円を突破し、順風満帆な「国宝」。次はデバイスをまたいで記録を残しそうだ。

  ◇  ◇  ◇

 大ヒット昨登場には20年周期の法則も。関連記事【もっと読む】『「国宝」が22年ぶりに邦画歴代興行収入1位を更新 大ヒット作“20年周期”の法則』…も合わせて読みたい。

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