NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」の見どころは8人の女たちの生きざまだ
「豊臣兄弟と女たち」?
波瀾万丈の生涯を送るのは兄弟の姉・ともである。宮澤エマが歯切れいい芝居で演じている。長男の秀次は関白まで出世したが、秀吉に詰め腹を切らされ、孫たちも打ち首にされてしまう。仏門に入り、不憫に思った後陽成天皇に保護されて91歳まで生きた。
このほか、兄弟をやさしく見守る坂井真紀の母なかは、大政所として暴走する秀吉を案じて家康との間を取り持ったり、朝鮮出兵をやめさせようとするが、心労がたたり死去。倉沢杏菜の兄弟の妹・あさひは政略で家康の正室となり、信長の妹・市の宮崎あおいは柴田勝家とともに自害。その時に救出される市の娘・茶々は乃木坂46の井上和が決まっている。
こうなると「豊臣兄弟!」というより「豊臣兄弟と女たち」で、NHKはなぜここまでテンコ盛りにしたのか。
「兄弟2人の物語では単調だし、そもそも秀長はキャラ的に地味。多くの合戦エピソードも、これまでの戦国大河で何度も描かれ新味はありません。そこで、女性たちに賑やかに盛り上げてもらおうというわけなんです」(テレビ情報誌編集デスク)
8人もいれば、毎週必ずだれかが絡むという仕掛けだ。
(コラムニスト・海原かみな)




















