“カメレオン俳優”松山ケンイチに期待するのは昭和天皇役 「時すでにおスシ!?」でも“クセ強”役を好演
「松山は役者と農業の2拠点生活で、私生活でもいくつもの自分を持っている。ドラマでも、役のイメージを思い描くときの引き出しがたくさんあって、そこから“これだな”という芝居を見つけるのでしょう」(ドラマ制作プロデューサー)
そのための演技は自分が納得するまで“練習”する。「リブート」のシェフ役では、ケーキにクリームを薄く塗るナッペという作業を習得するために、自分で材料と道具を用意して、何回も失敗しながら練習した。「テミスの」では発達障害のしぐさやしゃべり方を事細かにメモした「ノート」を作ったり、「時すでに」の寿司職人は握り方だけでなく、その時の立ち姿も研究した。
で、これからカメレオン俳優の松山にやらせてみたい役は何か。
「昭和天皇なんてどうでしょう。戦前・戦中は現人神と呼ばれて戦争に利用され、戦後は平和の象徴としての役目を負わされた。ご本人はウイットに富んだ方だということで、人物としても魅力的です。歴代で在位最長という希代の天皇でもある。激動の昭和とその苦悩する姿を絡めて松山が演じたら、見ごたえがあると思いますよ」(映画製作会社幹部)
ところで、寿司を握るときの松山の手に注目。長くて白いきれいな指で、寿司が実にうまそうなのだ。
(コラムニスト・海原かみな)



















