田中ウルヴェ京さん(4)上手な人のショットを何回か見せてもらうと、“魔法”がかかります

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スポーツ心理学者/博士 ソウル五輪アーティスティックスイミングデュエット銅メダル

(左から)山中先生、私、岩崎恭子さん、瀬古さん(本人提供)

 先週、「ゴルフは人と話しながらできるからいい」と書きました。人のメンタルを見るのが好きな私には、本当に楽しいです。

 例えば、山中伸弥先生(京大iPS細胞研究所名誉所長、ノーベル生理学・医学賞受賞)。普通だったら気軽に話せない方でも、ゴルフをしている時なら「すいません、こういう時のメンタルはどうしてるんですか」なんて聞けちゃう。プレーをしながらブツブツと独り言をつぶやいていらっしゃるのを見たりすると、ノーベル賞の先生はこんなふうにメンタルを整えるんだな、と学べますからね。

 ゴルフじゃなければ絶対にお会いすることのないような大企業のトップの方々とも、あれだけ長い時間お話しできるのもいいですよね。「ねぇ、京さん、ウェルビーイングってなに?」「そもそもモチベーションって何なの?」と、聞かれることもあります。そうかと思えば「自信ってさ、持たないことが大事なんじゃないの?」と持論を教えて下さる方もいます。セカンドショットに行くまでの間では話し足らず、次のショットを打ってから続きを話すことも。そこから共同の仕事に発展することもあり、ありがたいご縁です。

 アスリート同士のゴルフは、瀬古(利彦)さんの会、いろいろな競技団体の会、共通の仲間で集まるアスリートゴルフ会に、それから川淵(三郎=元日本サッカー協会会長)さんの会。川淵さんはとってもチャーミングです。89歳でいらっしゃるけど、年齢に合わせたゴルフじゃなくて、ちゃんと自分にイラついたりされちゃって、すごいスコアを出す。アスリートだなぁって思います。

 アスリートの会はちょっと緊張しますね。お互いの期待値が高すぎるからかな(笑)。みんなプレッシャーがかかる場面でこそ、「ここで決めろよ」などと互いにプレッシャーをかけて楽しんでる。うまい人ばかりだし、90台が当たり前みたいな方々と一緒だとすいません、私はまだちょっとそこには入れず、ご迷惑おかけしますって気分です。

 いろいろな番組に出させていただくと、プロゴルファーの方とお話しできて、仕事をしながらレッスンもしてもらえる。全部、 

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