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望月ふみライター

70年代生まれのライター(ときどき撮影)。映画やドラマ、タレント本などのエンタメ関連記事を執筆。現在はインタビューが中心で、月に20本ほど取材。ねこ検定上級、2級愛玩動物飼養管理士取得と愛猫家街道をばく進中。X

58歳佐々木蔵之介がたどり着いた自身との向き合い方「舞台は自分にとっての体力測定であり、己を見つめる場所」

公開日: 更新日:

「“諦める”と“投げる”は違う」50代で学んだ哲学

 

「最近よく言っているのは、『諦めることかな』と思っていて(笑)。体力的にも前ほど無理はきかなくなってきています。時間も有限なので、その中でどうやりくりするか、どこを凝縮させるかということに、自然と意識が向くようになりましたね。力技だけでは難しいことが増えてきて、ポイントを絞るようにしなきゃいけないな、と」

 ──経験を通じて、見極めができるようになってきたということでしょうか。

「諦めることと投げることは絶対に違うとは思っていて」

 ──なるほど。

「どう向き合うか、どう着手していくかということはやり続けなきゃいけない。負けてもいいんです。別にずっと勝ててるわけじゃない。でも、どういう負け方をするかが大事だと」

 ──続けることの力というのもありますか?

「1回止まったらなかなか戻りにくくはなるよね。継続は力、というのは本当にそうだなと。舞台に立ち続けてきたことも、自分にとっての体力測定というか、己を見つめる場所であり続けています」

 ──舞台のお仕事では、昨年のルーマニアのシビウ国際演劇祭にて、功績を残した人物に与えられる「ウォーク・オブ・フェイム」を受賞されました。

「素直に嬉しかったですね。続けてきたことへの一つの答えをもらえた気がします」

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