ワインを飲む前の水は味を損なう…NY在住のソムリエが米FOXニュースに指摘して注目
ワインを味わう際、一口目の前に水を飲むと口内がリセットされて正しく味わえるとよくいわれるが、実はそれがワインの味わいを損なっている──ニューヨーク在住のソムリエでワイン教育者のサラ・ルーパーさんが米FOXニュースにこう指摘して、注目を集めている。
「ワインの最初の一口を飲む前に口に入れるものはすべて、その本当の姿を変えてしまう」とルーパーさん。適切なテイスティングの方法は、香りを嗅ぎ、少しだけワインを含んで口全体に行き渡らせて少し間を置き、2回目の一口で香りと味わいの変化を感じることだという。
これは最初に芳香分子を口に入れると2回目の一口で香りをよりよく感じられる「レトロネイザル嗅覚」と呼ばれる仕組みによるものだ。
少し間を置いて最初の一口を飲み、脳を適応させてから2回目、3回目の一口を取る。これでワインが本来の姿として定着するという。
そのうえでルーパーさんは、「正しいとか間違っているとかではなく、『何が好きか?』『何を楽しむか?』『何がおいしいと感じるか?』が大切です」と語った。そして「(テイスティングの)ルールを少し曲げて、別のペアリングを試してみてください。気に入るかもしれません」と締めくくった。


















