まだまだ暑い!酷暑を意識から追い出すミステリー本特集(1)「犯人は現場に首だけ戻る」倉知淳著
酷暑で脳みそがとろけそうな時はショック療法がオススメ。ミステリーを読んで、作者が仕掛けた罠や見え隠れする手がかりを読み解いていると、脳みそがシャキッとするかもしれない。
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「犯人は現場に首だけ戻る」倉知淳著
フリーライターの折本光一と友人の久世敬太郎は、一日捜査体験をする「非正規雇用捜査官」に採用された。2人が担当したのは不可解な事件だった。高級住宅街にある「金守」という家の門柱に男の生首が置かれていたのだ。
金守家は10日前に強盗殺人事件があった家だ。犯人は銀行員を装って家に入り、隠し金庫の金を奪い、金守氏を刺殺して逃げた。
犯人を目撃した隣家の主婦がかつて美術教師をしていたため、犯人の特徴を覚えていて似顔絵を描いた。彼女は門柱に置かれていた生首はその似顔絵の人物だと証言した。
やがて東京23区の西端で、首なし死体が発見された。門柱の生首と同一死体だと確認され、フードデリバリーの配達員、鬼塚幸広と判明した。(表題作)
首、手、足が切断された事件を描くミステリー4編。 (実業之日本社 2200円)



















