integrity=「徳」が重視される外国の病院…日本と違って腹にためない
68歳にしてまだ見ていない、こんな名画があったとは自分でも驚きです。
ゴッドファーザーで名を成したアル・パチーノがアカデミー主演男優賞に輝いた映画、「夢の香り」(米1992年)です。
integrity、つまり「徳」(南渕明宏訳)という概念をアル・パチーノがわかりやすく説明しています。
映画では「仲間を売ることはしない」という信念を貫く青年が登場します。生存競争が激しそうなアメリカ社会では、実はこういった価値観が支持されています。オーストラリアやシンガポールの病院でもintegrityは重視されていました。手術室で患者が急変したときでは事後の情報の共有は一瞬でした。
専攻医「胸を閉めていて心臓の動きが急に悪くなりました。心臓マッサージしました」
指導医「原因は何だと思う?」
専攻医「わかりません」
指導医「電解質異常、血管の閉塞、人工心肺による他臓器の障害、考えられる可能性を検証しよう」
別の専攻医「経験上、脳出血が起こったとしたら説明がつくと思います」


















