新庄日本ハム舵切り「2位シフト」 騙し騙し起用の万波中正をついに登録抹消
逆転Vに見切りをつけたか。
日本ハムは21日、主力打者の万波中正(26)を登録抹消。新庄監督は「ちょっと膝が……。先に治そうということで」と説明した。
万波は今季、打率.259、20本塁打、50打点。強力打線の一角を担い、強肩を生かした外野守備でも失点を防いでいた。不在となれば、攻守ともに戦力ダウンは免れない。
とはいえ、万波の状態が急に悪化したわけではない。8月12日までは108試合中98試合でスタメン出場していたが、13日以降はわずか2試合。代打を含めても3試合にしか出ていない。当時、指揮官も「走る方に違和感があるみたい」と話すなど、休ませながらだましだましやっていたようなのだ。
「ソフトバンクに勝ち越せなかったことで、踏ん切りがついたのではないか」と、球団OBが言う。
「日本ハムが逆転Vするためには、18~20日の首位ソフトバンク戦で3連勝、最低でも勝ち越す必要があった。それが1勝1敗1分で、ゲーム差は7.5のまま。時期を考えれば首位奪取は非現実的です。思い通りに事が運んでいれば、万波を休ませながら起用したかもしれないが、もはや無理をさせる必要もなくなったのでしょう」
ただでさえ、万波は昨季のシーズン終盤、腰痛で登録抹消された。下半身のコンディションに不安を抱えている以上、下克上のためにも、CSまでにしっかりと治療する必要がある。
ちなみにこの日は中継ぎの生田目も左内腹斜筋肉離れで登録抹消。こちらは防御率4.50ながら、8月は5試合で無失点と好投していた。こちらはCSに間に合うかどうか……。
昨季、ソフトバンクにCSファイナルステージで敗退した直後、「2位が日本シリーズに行くべきじゃない」と強がっていた新庄監督だが、もっか3位。当面は2位浮上に全力を尽くした方がよさそうだ。


















