蛭子能収「ヤクザの襲撃か」と思った麻雀逮捕劇

公開日: 更新日:

■1998年11月

 テレビ東京系で放送している「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」でのコミカルな素顔がウケて、ますます人気上昇中の漫画家・蛭子能収。ボートレースなど大のギャンブル好きは有名で、賭け麻雀で逮捕される騒ぎになったのは98年。

 20日午後5時半、仕事を終えた蛭子は8時に娘との夕食の約束の前に時間をつぶそうと、行きつけの新宿のフリー雀荘に立ち寄った。

 蛭子はその日好調で、最初の半チャンはトップを取った。蛭子は1000点200円のレートで9000円の勝ちを収め、気を良くしていた。次の半チャンではドラの西をポン。上がれれば満貫の手だ。「今日はついている」と彼は確信したという。

 だが、直後、雀荘の入り口からゾロゾロと「ガラの悪い人」が入ってきた。その店はパンチパーマやスキンヘッドの客は断るという方針で客層はサラリーマン中心。蛭子はそんなところも気に入っていたのだが……。

 蛭子は日刊ゲンダイ本紙08年11月のインタビューで、当時の様子をこう語った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」