私小説も出版の大塚咲さん AV卒業後はアート分野で活躍

公開日: 更新日:

 2004年のデビュー以来、700タイトル以上ものAV作品に出演。とくに人妻モノで大人気だった大塚咲さん(32)。惜しまれつつ12年に引退したが、さて、今どうしているのか?

「今は、写真家、画家、それとイラストレーターですね」

 東京・神田神保町。三省堂書店裏手にある神保町画廊で開催中の個展に足を運ぶと、大塚さんはこう言ってほほ笑んだ。

 会場内の壁には、本格的に写真を撮り始めた11年から最新作までの大小約30点。セルフヌードや写真に加筆したペイント、コラージュなどが並ぶ。さすがに男性客が多く、中には差し入れの菓子包みを手渡す人も。しばらくすると若い女性グループが来場した。

「私がAV女優だったと知らず、SNSで作品に興味を持って来られる方もいらっしゃいます。少しは私の作品自体を好いてくれてるのでしょうから、とてもうれしいですね」 

 奥のテーブルには自費出版写真集「me」と、6月に発刊した私小説「よわむし」(双葉社)が積んであった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか