遠藤ミチロウさん惜しむ声 クドカンも“パンク精神”に影響

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 日本パンクロック界の“ゴッドファーザー”、遠藤ミチロウさん(享年68)の訃報には音楽業界をはじめ、各方面から悲しみの声があがっている。死因は膵臓がん。先月25日、公式ツイッターで亡くなったことが発表された。

 遠藤さんは1980年にバンド「ザ・スターリン」を結成。その反体制的なスタンスに加え、ステージから鶏の臓物や豚の生首を客席に投げ込んだり、自身も全裸になって客席に飛び込むといった過激なパフォーマンスで世間を大いに騒がせた。

 パンクロック界のアイコンとして、また、サブカルチャーにも影響を与えてきただけに、

<~前略~サンキューミチロウ!ファッキューミチロウ!吐き気がするほどロマンチックなパンクロックをありがとうございました!>(氣志團の綾小路翔)

<ミチロウさん、あなたは本当にカッコよかった。そして、本当に優しかった。俺はスターリンのベースだった事、ずっと自慢するよ>(Dragon AshのKenKen)

<とても批評的な言葉を持ったアーティストだった。~中略~誰もが彼の人柄の良さに魅了された。~中略~残った僕たちが頑張らなければという思いと、そのうち俺達も行くから待っててくれよという思いと、いろいろな気持ちがない交ぜになっていく>(元「ロッキング・オン」編集長の渋谷陽一氏)

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