遠藤ミチロウさん惜しむ声 クドカンも“パンク精神”に影響

公開日: 更新日:

 日本パンクロック界の“ゴッドファーザー”、遠藤ミチロウさん(享年68)の訃報には音楽業界をはじめ、各方面から悲しみの声があがっている。死因は膵臓がん。先月25日、公式ツイッターで亡くなったことが発表された。

 遠藤さんは1980年にバンド「ザ・スターリン」を結成。その反体制的なスタンスに加え、ステージから鶏の臓物や豚の生首を客席に投げ込んだり、自身も全裸になって客席に飛び込むといった過激なパフォーマンスで世間を大いに騒がせた。

 パンクロック界のアイコンとして、また、サブカルチャーにも影響を与えてきただけに、

<~前略~サンキューミチロウ!ファッキューミチロウ!吐き気がするほどロマンチックなパンクロックをありがとうございました!>(氣志團の綾小路翔)

<ミチロウさん、あなたは本当にカッコよかった。そして、本当に優しかった。俺はスターリンのベースだった事、ずっと自慢するよ>(Dragon AshのKenKen)

<とても批評的な言葉を持ったアーティストだった。~中略~誰もが彼の人柄の良さに魅了された。~中略~残った僕たちが頑張らなければという思いと、そのうち俺達も行くから待っててくれよという思いと、いろいろな気持ちがない交ぜになっていく>(元「ロッキング・オン」編集長の渋谷陽一氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  1. 6

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  2. 7

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  3. 8

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情