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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。2019年、「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixで映像化配信され大きな話題に。最新刊に、「東京降りたことのない駅」(大洋図書)、「全裸編集部」(双葉社)などがある

「ヘアヌードブーム」がグラビアに大切な“妄想”を破壊した

公開日: 更新日:
「ヘアヌードブーム」のきっかけをつくった「Santa Fe」/(朝日出版社)

「だから、要するに妄想が一番大事なんですよ。ヘアヌードがブームになったときに写真が終わったって僕は言ったんです。だって編集者が言ってくるのはいつも“毛、写ってますか?”。これなんだもん」

■「海苔みたいなの見て何が楽しいんだ?」

 我らが巨乳マイスター野田義治がエロチ… 

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