本橋信宏
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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

「ヘアヌードブーム」がグラビアに大切な“妄想”を破壊した

公開日: 更新日:

「だから、要するに妄想が一番大事なんですよ。ヘアヌードがブームになったときに写真が終わったって僕は言ったんです。だって編集者が言ってくるのはいつも“毛、写ってますか?”。これなんだもん」

■「海苔みたいなの見て何が楽しいんだ?」

 我らが巨乳マイスター野田義治がエロチシズム論を力説する。

「妄想だからやらせちゃいけない、全部見せちゃいけない。でもヘアヌードブームになったときって、毛さえ写っていればどうでもいいじゃんっていうことでしたから。だから水着写真でも横に毛が2、3本こぼれてるっていう、それをわざと使ってる編集者がいましたからね。毛なんてあんな海苔みたいなの、何が楽しいんだって話したことあります」

 ヘアヌードブームは、1991年秋に刊行された宮沢りえの写真集「Santa Fe」が155万部という写真集として世界最高記録になったときから、94年に年間200冊以上のヘアヌード写真集が発売された期間を指す。

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