著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<69>早貴被告がドン・ファンの死後に明かしたAV出演動機

公開日: 更新日:

「それは分かりません」

「キミがAに言ったんだろ。彼とできているのかい?」

 私はズバリ、アプリコの従業員Aとの関係に踏み込んで聞いた。

「いいえ、絶対にそれはありませんから」

「だけど、何万本もあるAVからキミが出演しているモノを見つけ出すことは不可能なんだよ」

 私は断定的に言った。それに対して彼女は「Aとはやっていない」と否定を続けた。

 ただ、後日、彼とLINEを交換していることを認めて、私にそのやりとりのコピーを見せた。

「早貴さん、社長との結婚生活は大変でしょう。同情します」

 ほとんどがこんなふうにAが早貴被告をヨイショしているものばかりで、2人の怪しい関係をうかがわせる内容はなかった。だが、私が見たのはすべてのやりとりではないだろうし、都合が悪いところは削除することもできるのだから、私は真に受けなかった。それに彼女がこうやって、わざわざLINEのやりとりを出してきたことは初めてのことである。痛いところを突かれていると感じたのだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る