10日間の興行はそんなステージを1日4回、正午から計10時間に及んだ。さらに今回は特別ゲストとして、プロの踊り子に出演してもらっていた。その頑張りこそ、「ライブ・シアター栗橋」専属だったハニトラが、昨年8月の閉館で解散危機にあったところ上野に舞台を移して存続し、さらなる人気を集めているゆえんなのである。
「来年の結成10周年が見えてきた」
せいかは言うが、1人5役以上をこなし、さらに興行の合間にバイトに励んで休みゼロ。上京して6年目。1人暮らし。ストリップに懸ける女のルーツは1980年代、あの伝説のノーパン喫茶である。
(長昭彦/日刊ゲンダイ)