骨<下>骨折で寝たきりにならない栄養・運動・睡眠のコツ

公開日: 更新日:

■「いつの間にか骨折」を疑うべき3項目

 膝痛があるようなら、爪先立ちになり、そのままストンとかかとを床に着ける「かかと落とし」を1日50回くらいやるのであれば、膝への負担も少なくてできる。自転車こぎや水泳などは体にはいい運動だが、重力が骨にかからないので骨を強くする運動とはいえないという。

 次に重要なのは「規則正しい生活」だ。骨を強くするには「睡眠」が大きく関係しているからだ。

「睡眠中に分泌される『成長ホルモン』は、骨に働きかけて骨を強く成長させる作用があります。このホルモンは入眠後3時間までの深い睡眠時(ノンレム睡眠)に多く分泌されるので、少なくても4時間以上の睡眠が必要になります。また、目覚めてから14~16時間後に分泌が始まる、睡眠ホルモンと呼ばれる『メラトニン』は骨芽細胞を活性化して破骨細胞の働きを抑える作用があります。そのため、決まった時間に睡眠を取ることが大切なのです」

【連載】病気を近づけない体のメンテナンス

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも