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10年で最強…列島を直撃する巨大台風、今年はなぜ多い?

<異常気象の遠因はフィリピン東の海水温度>

 気象庁が「関東に接近する台風の中ではこの10年で最も強い」と警戒を呼びかけた台風26号。気象予報士の森田正光氏によると、「関東地方に上陸した台風は、70年代が3個、80年代に6個、90年代に8個」だけ。今回は上陸はなかったが、先月16日の18号に続いて首都圏をかすめた。

 気象庁は「単なる誤差の範囲」というが、今年は深刻な台風被害を散々見せられてきただけに、何かの異常気象かとも疑いたくなる。

 ちなみに、03年から昨年までの台風の上陸数を調べてみると、1位は沖縄の12回、2位は高知の8回、3位は長崎と鹿児島の5回。10年間でも、これしか上陸していない。台風が関東まで北上し、しかも上陸するのは極めて珍しいのである。

「台風の多くはフィリピンの東海上で発生し、海水温は26~28度以上が必要です。ただ、同じ海水温でも海底の深くまで高温の場合は、強い勢力を保ち続けられると考えられます。また、大気が不安定なほど熱帯の対流活動は活発になり、台風の発生数が増えるのです」(気象庁・台風担当官)

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