全国に480万人…加速する「団地孤立死」の共通項

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 大きな団地では年間数人が孤立死している。子どももなく、伴侶にも先立たれた独居老人は全国に480万人(10年)。これからますます増えていく。

 最近、「全国介護者支援協議会」(全介協)が「孤立死の取り組みに関する調査研究」を取りまとめている。調査対象は練馬区光が丘団地(人口2万8510人)、板橋区高島平団地(1万9634人)、墨田区東白鬚団地(約4500人)だ。

 孤立死はなぜ増えているのか?

「都会の大規模団地は、住民同士のプライバシーがある程度保たれています。それが若い時には心地いいのですが、高齢になると手助けが必要になる。子どもに頼ろうにも、団地は広さの問題から2世帯同居が不可能ですし、都営住宅は子へ賃貸契約の移譲もできない。当然、老人が孤立します。聞き取りした高齢者の中には、〈隣の人を20年で初めて見た〉という人もいました。また、個人情報保護法によって、自治会長でさえ、隣人の年齢や家族構成すら把握できないという事情もあります」(全介協・上原喜光理事長)

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