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相次ぐ「メニュー偽装」公表 食のプロは「“再犯”の恐れあり」と指摘

<ドサクサ紛れの公表ラッシュ>

 メニュー偽装問題は底なしだ。全国各地のホテルがドサクサ紛れに公表し、やり過ごそうとしているのはミエミエ。すべてが一緒くたにされ、「小悪党」と「巨悪」の区別がつきにくい。

 例えば、近鉄ホテルシステムズやかんぽの宿塩原では、牛脂注入加工肉を「ステーキ」と表示していた。あまりの偽装メニューの多さに、「この程度なら」という気もしてくるが、消費者問題研究所代表の垣田達哉氏は「これが最も悪質性が高い」と断言する。

「安価な肉を使い、客より儲けを優先させる。企業の姿勢が問われることはもちろんですが、加えて牛脂注入肉は、加熱処理が甘いと食中毒を起こす危険がある。それをメニューに明記しなかったということは、“食の安全”という根本姿勢まで問われるわけです」


「国産牛」を「和牛」と表示するのとは、偽装の“質”が違うのだ。ちなみに、種類を問わずに日本で飼養された牛が国産牛で、和牛は決められた4品種だけを指す。

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