消費税アップで懸念される自殺者増…今こそ鴨長明の「発想転換」を

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 消費税が3%から5%へ移行した1997年を境に、この国は14年連続で年間自殺者が3万人を超える悪夢の時代に突入した。昨年、その自殺者数はようやく2万7858人と3万人を切ったが、またこれからどうなるか分からない。

 来年4月には消費税が8%に引き上げられ、再来年10月にも10%が予定されている。5%にアップした翌98年には、自殺者が前年比で35%増の3万2863人を記録した。とくに経営者(社長)や自営業者の自殺が44%増の4355人と激増した。

「98年の倒産は、1万9171件、負債総額14兆3800億円は当時の戦後最悪でした。中小零細企業は増税分を価格に転嫁できず、銀行の貸し渋りも横行。会社や自宅で首を吊る経営者が相次いだのです」(経営コンサルタント)

 もちろん、自殺は社長だけに限ったものではない。この年、一般企業は一斉にリストラに走った。その結果、失業率は前年の3・3%から4・1%に悪化。サラリーマン(被雇用者)の自殺者数も前年2264人増の7960人になり、増加率39%は社長に次いで2番目の高さだった。

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