取り返そうとしてさらなる悲劇…シニアはこうしてカネを騙し取られる

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“毎月、3割の配当?”。Aさんは、半信半疑。でも知人の言葉を信じて1口100万円を3口購入した。そのファンド会社は、社長は日本人だが、本社の住所は香港である。日本支社は東京・新橋にあった。Aさんが言う。

「発行している会社のパンフは、ほとんどが英語で書かれていて、よく内容がわからない。それでも1度だけ、確かに3割の配当がありました。私もバカでしたけど、それで、さらに3口、300万円を投資しました」

 総額にして600万円の投資である。それから2カ月が経過すると、配当の入金が途絶えた。日本支社に連絡すると、「本社の事情で、少し配当の送金が遅れています。もう少しお待ちください」との返事。3カ月後、再度、日本支社に連絡すると、会社はもう閉鎖されていた。

 Aさんは、弁護士に相談。本社に「解約通知と、投資金額の返還」を求めたが、回答は、「もう少し待ってください」という、逃げの一手である。虎の子、600万円はもう戻ってきそうにない。

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