43階から小1女児転落 タワマン慣れが“高所平気症”を生む

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 悲劇としか言いようがない。大阪市の高層マンション最上階(43階)から小1の佐々木ももちゃん(6)が転落死した事故。ももちゃんは転落直前まで両親とアニメを見ていたが、両親が家事で目を離したすきに窓から誤って落ちたとみられている。転落の原因は不明だが、ももちゃんが見ていたのは主人公が空を飛ぶアニメだったという。

 窓から地上までの高さは約140メートル。現場では高さ1メートルにある窓が外向けに開いていたといい、ももちゃんは室内の椅子などを使って窓から身を乗り出し、転落した可能性があるという。が、この事故は他人事じゃない。

「最近は『高所平気症』の子どもが増えています」と警鐘を鳴らすのは福島学院大教授の織田正昭氏(母子保健学)だ。

「高所平気症は恐怖症の逆の意味で、高いところを平気と思う感覚のことです。一般的には4歳になると神経や感覚の8割が育つようになりますが、高層マンションに住む子どもは高所に慣れてしまい、怖さを感じる感覚が育たなくなる。そんな高所平気症の子どもがゲームなどにのめりこみ、現実とバーチャルの区別がつかなくなると高所で危険な遊びをするようになります」

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