増え続ける高層マンション火災 専門家に聞く「避難の鉄則」

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 東京・千代田区の高層複合施設「西神田コスモス館」(25階建て)で、2日午前8時半ごろに火災が発生。現場周辺は騒然となった。火元となった区営住宅部分の20階の一室から噴き出した煙は、“火山の噴煙”のように激しく、「(焼けた残骸が)パンとはじける音がした」(17階の住人)という。

 幸い死者はなく、3人の重軽傷で済んだが、先月21日のドバイの高層マンション火災のようにタイマツ状の残骸が落ちてきたり、燃え盛る炎で高層ビルに閉じ込められたりしたら大変だ。

 首都圏だけでも昨年までの10年間に525棟の高層マンション(20階建て以上)が建っている。もはや他人事ではない。
 いざという時どう逃げればいいのか。災害危機管理アドバイザー・和田隆昌氏に聞いた。

「防災アナウンスを聞いたら、なるべく早く自分がいるフロアより下の階に非常階段で逃げるのがセオリーです。しかし、火元が自分の階より下にあって、階段に煙が充満しているときは、煙突効果で煙がどんどん上がってくる。階段を下りていくうちに煙の被害で、命を落とす恐れがあるのです。その場合は、2、3階上のきれいな空気のフロアに避難し、ひたすら救助を待つ。逃げるときは、必ず玄関を閉めること。玄関は防火扉の役割があり、それだけで延焼を防げます」

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