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2つの裁判で配慮要請 なぜ「発達障害」で人を殺めるのか

 今週月曜日(16日)に開かれた2つの殺人事件の初公判で、弁護側が被告の「発達障害」を理由に無罪や情状面での配慮を求めて注目された。

 1つ目は、名古屋大の元女子学生(21)の裁判員裁判。名古屋市の自宅アパートで2014年に77歳の知人女性を殺害したほか、高校時代に同級生に劇物を飲ませた殺人未遂など、7つの罪に問われている。

 もう1つは兵庫県加古川市で2015年に、無職礒野和晃被告(22)が、大阪府吹田市のアルバイト女性を殺害したものだ。両被告が本当に障害を抱えているのかは分からない。ただ最近は、モデルでタレントの栗原類が著書で自身の体験を明かすなど、「発達障害」が話題になることが多い。同じ障害を抱えるサラリーマンも少なくないとされる。彼らも2人のように、人を殺す可能性があるのだろうか。

 NPO法人「若者メンタルサポート協会」理事長の岡田沙織氏は、「発達障害の症状は千差万別。人によって全然違いますし、だれもが人を殺すわけではありません。ただ、衝動的に行動してしまう可能性はあるでしょうね」と指摘する。

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