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4人に1人「本気で考えた」 自殺願望にどう向き合うべき

 成人の4人に1人が自殺願望の経験者――。先日、厚労省からこんな調査結果が発表された。

 昨年10月に男女3000人を調査。「本気で自殺したいと考えたことがある」と答えた人は23.6%に上った。前々回調査の08年から4.5ポイントの増加だ。なぜなのか。「原因の多くは長時間労働が増えたことです」と解説するのは「医療法人社団すずき病院」理事長で精神科医の坂本博子氏だ。

「電通の女性社員の悲劇でも分かるように、日本人は生真面目だから仕事を達成する使命に駆られる。一方、会社は人員を増やせない。1人当たりの割り当てが増えて長時間残業を強いられ、“この苦しみから逃れるには死ぬしかない”と考えてしまうのです。こうした傾向は世界的には日本人と韓国人が顕著です」

 対処法は趣味やサークル活動に参加すること。同好の仲間に自分の境遇を語れば、「会社を辞めたほうがいい」というアドバイスを受け、ハッと気づくことになる。真面目な人は他人に言われないと、辞めるという考えを持てないのだ。

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