【旨キャベツ炒め】新鮮なモツと赤ウインナーの懐かしい味

公開日:  更新日:

東邦酒場(東京・お花茶屋)

 モツは毎日フレッシュなものを買い付け、丁寧に下処理をしているのでくさみがない。これにその場ですりおろしたにんにくとしょうががインパクトを加える。ペースト状のものとは全然違う。やはり生は香り、味、全てで食欲をそそるのだ。

 モツは炒めて水分が抜けるとパサつきが出やすい。ここは健康のことは棚に上げて、思い切って多めのサラダ油を使ってほしい。

 よく、この店だと家より箸が進むというサラリーマン客も多いそうだが、理由は味が強いからだけではなく、多めのサラダ油で炒めることにあるという。中性脂肪だのメタボだのとやんや言われ、少量で済む機能油やスプレーで炒め油をふりかけるボトルも発売され、家庭では油が目の敵にされがちだが、遠藤さんは「鍋肌に油を回した方が、料理のツヤ、うま味、仕上がりが全然違う」という。

 あとは箸でつまんで油を落として食べれば後ろめたさも緩和される。

「凝った料理なんて作ってないから、誰でもできるよ」とマスターの遠藤さんは言うが……。この勘所が一番難しい。

《材料》
・キャベツ 6分の1個
・ホルモン 100グラム
・赤ウインナー 2本
・卵 1個
・にんにく 2片
・しょうが にんにくと同量
・日本酒 80㏄
・しょうゆ 30㏄
・サラダ油 大さじ2

《レシピ》

①しょうがとにんにくをすりおろし、日本酒、しょうゆと混ぜてたれを作る。キャベツは一口大、ウインナーは薄切りに

②フライパンに多めの油をひき、モツとウインナー、キャベツを炒め、キャベツがしんなりしてきたら、フライパンの端からたれを回し入れ、真ん中に卵を落とし、フタをして蒸し焼きにする

③卵が半熟になったら、皿にすべらせるように移す

今日の達人 遠藤泰典さん

▽えんどう・やすのり
 中学時代から、父である先代と共に店に立ち、17歳から調理系専門学校、バーテンダースクール、ホテルの下ごしらえ専門業者などで修業を重ね、ジャンルレスなメニューを開発。料理のウマさに定評がある。

▼東邦酒場
 昭和32年創業、地元はもちろん、吉田類、銀座ロックフィッシュの間口一就氏も訪れる名店。「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)の「きたなシュラン」でも紹介され話題に。葛飾区宝町2―36―8 ℡03・3697・0644(月曜、第2日曜定休)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の夫は裁判沙汰に…女性芸能人が“成金”を選ぶリスク

  2. 2

    売り込みは好調も…河野景子“豪邸ローン2億円”の逼迫台所

  3. 3

    引退の稀勢の里を支える“太いタニマチ”と6000万円の退職金

  4. 4

    「ストライクが入らない」フランスアは高知で泣いていた

  5. 5

    安倍官邸“大号令”か 厚労省「実質賃金上昇率」水増し工作

  6. 6

    首相の姓を? 永田町に飛び交う新年号に「安」採用プラン

  7. 7

    辺野古「県民投票」不参加表明 沖縄県“アベ友”5市長の評判

  8. 8

    “第2のサンゴ虚報事件”で思い出す安倍首相の朝日新聞批判

  9. 9

    広島・誠也が打点王宣言も “新3番”長野に丸の代役務まるか

  10. 10

    長野以外にGベテランリスト漏れ 広島“ポロリ発言”の波紋

もっと見る