座間事件もSNSで接触 簡単に誘いに乗る若者の深層心理

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 つらいからといって、あんな男にコンタクトを取らなくても……。座間の殺害事件では、被害者の中に女子高生3人が含まれていたことから、そんな声が上がっている。凶悪犯や不審者とも簡単に接触する恐れがあるSNSの使い方が疑問視されているのだ。

 内閣府の28年度調査によれば、未成年のスマホ利用率は中学生で51.7%、高校生で94.8%。デジタルアーツの調べでは、スマホを使う未成年のうちLINEの利用率は73.9%に上る。ツイッターは3人に1人だ。中高生にとって、SNSが身近な存在になっていることが見て取れるが、どんな感覚で使っているのか。

 子どもの孤立を防ぐため活動するNPO「PIECES」理事の荒井佑介氏に聞いた。

「SNSの特徴は、気軽に人とつながることができるのがひとつ。もうひとつは匿名で使うことで、普段の自分とは違う側面を見せることもできるということです。人との関係性が希薄になっている今、子どもたちは承認欲求が強く、関心を向けてくれる人を求めています。それが現実よりSNSの方が満たされやすい構造なのです。SNSに何か投稿すると、“いいね”やコメントといったアクションが返ってくる。そのやりとりで、承認欲求を満たす子どもが増えているのです」

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