“座間9遺体”の影響懸念も…ホラー映画「IT」の爆発ヒット

公開日: 更新日:

 座間で起きた前代未聞の猟奇的殺人。先月末の事件発覚以降、残忍かつ残虐な手口が報じられているが、一部映画関係者の間では「勝負の興行」に影響が出るのではと、危惧する声が上がっていたという。

 というのも、「この秋は話題のホラー作品が揃い踏み。ただ、座間の一件で各作品の公開が延期になるのではないか。公開にこぎつけても大コケするのではないかと懸念されていた」(前出のライター)。

 なかでも動向が注目されたのが、映画「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」(ワーナー・ブラザース映画配給)だ。ホラーの帝王、スティーブン・キングによる小説が原作で、米国では1990年にTVドラマシリーズ化されて人気を博したキラーコンテンツともいえる作品。89年という時代設定で殺人ピエロに立ち向かう少年たちが描かれている。

 実際、全米で爆発的なヒットを飛ばし、日本でも当初は全国20スクリーンでの上映を予定していたが、10倍の202スクリーンに強化した。そんな期待作「IT」には、幼児の腕を切断する描写があり、公開直前に発覚した座間の事件の影響が取り沙汰されていたというわけ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    “マトリ捜査報道”米倉涼子の圧倒的「男運」のなさ…海外から戻らないダンサー彼氏や"前科既婚者"との過去

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    大阪・関西万博「最終日」現地ルポ…やっぱり異常な激混み、最後まで欠陥露呈、成功には程遠く

  5. 5

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  1. 6

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 7

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  3. 8

    巨人の大補強路線にOB評論家から苦言噴出…昨オフ64億円費やすも不発、懲りずに中日・柳&マエケン狙い

  4. 9

    元体操選手の鶴見虹子さん 生徒200人を抱える体操教室を経営、“アイドル”も育成中

  5. 10

    地上波連ドラ3年ぶり竹内涼真に“吉沢亮の代役”の重圧…今もくすぶる5年前の恋愛スキャンダル