“座間9遺体”の影響懸念も…ホラー映画「IT」の爆発ヒット

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 座間で起きた前代未聞の猟奇的殺人。先月末の事件発覚以降、残忍かつ残虐な手口が報じられているが、一部映画関係者の間では「勝負の興行」に影響が出るのではと、危惧する声が上がっていたという。

 というのも、「この秋は話題のホラー作品が揃い踏み。ただ、座間の一件で各作品の公開が延期になるのではないか。公開にこぎつけても大コケするのではないかと懸念されていた」(前出のライター)。

 なかでも動向が注目されたのが、映画「IT/イット“それ”が見えたら、終わり。」(ワーナー・ブラザース映画配給)だ。ホラーの帝王、スティーブン・キングによる小説が原作で、米国では1990年にTVドラマシリーズ化されて人気を博したキラーコンテンツともいえる作品。89年という時代設定で殺人ピエロに立ち向かう少年たちが描かれている。

 実際、全米で爆発的なヒットを飛ばし、日本でも当初は全国20スクリーンでの上映を予定していたが、10倍の202スクリーンに強化した。そんな期待作「IT」には、幼児の腕を切断する描写があり、公開直前に発覚した座間の事件の影響が取り沙汰されていたというわけ。

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