ロシアで氷点下65度 ヒトはどこまで極寒に耐えられるか

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「今年の冬は寒い」――。こんな声をよく聞くが、日本の寒さなんて実にかわいいものだ。今年はロシア極東やシベリア各地で、記録的な大寒波に見舞われている。東シベリアのサハ共和国では氷点下65度を記録。17日には、高速道路で車が故障したために歩いて移動した20代の男性2人が凍死した。当時の気温はおよそ氷点下50度だったという。

 そもそも人間はマイナス何度まで活動できるのか。医学博士の米山公啓氏に聞いた。

「外気温がどんなに低くても体内温度を35~36度に保てば人間は生きることができます。例えば宇宙空間はマイナス数百度になりますが、宇宙服によって体温を保つことができるために活動できます。しかし、体内の温度が31度くらいの低体温になるとエネルギーが作られなくなるため、筋肉が活動しなくなる。そうなると、心臓が動かなくなります。仮に裸で氷点下の環境にいれば数分で凍死するでしょうね。ロシアで凍死した2人もそれなりの防寒対策はしていたはずですが、それが効かないほど強烈な寒さだったのでしょう」

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