憧れの田舎暮らしが“悲劇の楽園”に変わるまで

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「ウッドデッキ付き平屋の別荘が280万円。白樺の木々に囲まれ、夜は満天の星。夢が広がりましたね」

 東京・西大島に住む60代前半の男性はこう振り返る。前職は大手百貨店勤務。数年前、1年分の割増退職金を受け取って早期リタイアした。

 箱根、伊豆、三浦、湯沢、白浜、草津。バブル前後に建設されたリゾート物件の価格が、大幅に下落している。専門誌「田舎暮らしの本」の物件情報を見ると、群馬県嬬恋村の2LDKマンション(温泉大浴場付き)が230万円、静岡県東伊豆町の1LDK(屋外プールあり)が198万円、長野県小諸市の一軒家(土地109坪)は120万円と、数十万円から300万円も出せば、立派な別荘が買えてしまう。その際、「フラット35」でローンを組んでもいいが、これくらいなら退職金の一部でも十分に賄える。

 テレビ朝日系「人生の楽園」という番組に憧れたという男性も、300万円ほどで甲信越地方の一軒家を購入。これが悲劇の始まりだった。

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