松野弘さん<2>「喫茶店で打ち合わせが1日5~6回もあった」

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 電通での最初の配属先は、「PR局電通報編集部」。社内で“一番忙しくない部署”と聞いて、自ら望んだが……。

「始業時間は午前9時から。出社するや、すぐに先輩から“茶~、飲みに行こう”と声がかかる。で、コーヒーを飲みながら簡単に仕事の段取りを決めたり、世間話を。1時間くらいでデスクに戻ると、お客さんが来る。すると、また、喫茶店で打ち合わせ。これが、1日5~6回のこともある。それが電通流の仕事でした。当時の電通本社は築地にあって、電通ビルの周りにはけっこう喫茶店があった。ほとんど行き尽くしたんじゃないかな。昼メシ時間も融通がきいて、“美味しんぼ”の雁屋哲先輩やその仲間たちと、昼は混雑するからと11時くらいに場内(築地市場)に行く。寿司屋でビールを飲んで戻ったら会議室のカギを閉めて午後1時まで食休み――。“美味しんぼ”の主人公の生活そのもの。あの当時の電通は、仕事さえできていればあとは自由といういい会社でしたね」

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