三枝成彰
著者のコラム一覧
三枝成彰作曲家

1942年、兵庫県生まれ。東京芸大大学院修了。代表作にオペラ「忠臣蔵」「狂おしき真夏の一日」、NHK大河ドラマ「太平記」「花の乱」、映画「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」「優駿ORACIÓN」など。2017年、旭日小綬章受章。

風俗で遊んだことも筒抜けの社会に反対の声を上げよう

公開日: 更新日:

 映画で表現されるフィクションだと思っていたことが、リアルの領域に侵食してきている。日本は今や警察国家で、国民全員が監視された中で窮屈に暮らしているんだ。

 何しろ警察は捜査の名目で携帯電話のロックを勝手に解除して中を見ているというのだから、驚いた。いつの間にそんな蛮行が許されるようになったのか。恐ろしい社会だよ。

 一部報道によると、2017年に福岡県小郡市で起きた殺人事件と、今年1月に米国籍の男に判決が言い渡された事件で、被害者や被疑者が使っていた米アップル社製のスマートフォン「iPhone」のロックを解除したそうだ。多くの人は「私は犯罪者じゃないから関係ない」と思うかもしれないが、そんなに甘いものじゃない。もっと何が起こり得るのかを想像すべきだ。

 まったくの無実であっても、たまたま知り合いが事件に巻き込まれたり、近所で事件が起こったりしたときなど、何らかの拍子に多くの関係者のひとりに含まれてしまえば、勝手にスマホをのぞかれる危険性があるんだよ。そのとき、ちょっとでも変な画像やデータが入っていたりしたら、あらぬ疑いをかけられかねない。決して他人事じゃなくて、だれにでも起こることなんだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「めちゃイケ」終了1年…雛形あきこと鈴木紗理奈の現在地

  2. 2

    大阪W選は自民リード…松井一郎氏“落選危機”で維新真っ青

  3. 3

    20代美女と醜聞発覚 田原俊彦の“業界評”が真っ二つのワケ

  4. 4

    NHKも優遇なし 青山アナに「育休中の給与返せ」批判の誤解

  5. 5

    安倍政権がシッポ切り JOC竹田会長を待つ仏当局の本格捜査

  6. 6

    枯れるには全然早い…70歳から人生を楽しく過ごせる理由

  7. 7

    JOC後任会長の最有力 山下泰裕氏の評判と“先祖返り”懸念

  8. 8

    大阪市西成区あいりん地区 唐突すぎる“中華街構想”の行方

  9. 9

    韓国が騒然…空軍基地「ミサイル誤射事故」の衝撃と波紋

  10. 10

    男女の意識差は歴然…シニアは“プチ別居”婚がうまくいく

もっと見る