牧野伊三夫
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牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

手書きのガイドマップ「小倉の酒場案内」で友人に薦める店

公開日: 更新日:

 出張や旅行などで、僕の郷里の小倉へ行く友人からおすすめの酒場を聞かれることが多いので、手書きのガイドマップを一枚作って、それをメールで送るようになった。かなり自分の趣味に偏っているので、後で「良い店だった」と言われるとほっとする。

 あまり知られていないが小倉のある北九州市は鮮魚の消費額が富山に次いで全国2位で、魚がうまい街だ。酒屋の店頭で安く酒を飲ませる「角打ち」も多くある。以前、ある週刊誌で、角打ちの聖地と書かれていたほどである。小倉駅周辺の「赤壁酒店」や「井手商店」などは人気のある名店だ。北九州角打ち文化研究会という角打ち愛好会もあって、ときどき角打ちを飲み歩く催しを企画している。

 居酒屋なら魚町の「酒房武蔵」。とても庶民的な酒場で、開店早々に満席となる。鯨の脂身を湯引きした「おばいけ」や、イワシやサバをぬか床で煮る「じんだ煮」などの郷土料理、アラカブの唐揚げやカボチャのコロッケなども品書きに並ぶが、関門海峡や玄界灘の新鮮な魚介も文句なしにうまい。僕は、この店で出される納豆が好きで、卵をぬいてもらって焼酎の肴にする。

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