著者のコラム一覧
牧野伊三夫画家

1964年生まれ。画家。美術同人誌「四月と十月」同人。著書に「かぼちゃを塩で煮る」(幻冬舎)、「僕は、太陽をのむ」(港の人)ほか。北九州市情報誌「雲のうえ」、飛騨産業広報誌「飛騨」編集委員。

ケンカ両成敗の父がいつも地面に描いた「2つの丸い円」

公開日: 更新日:
画・牧野伊三夫

 私には1歳年下の弟がいて、幼少の頃の遊び相手といえば、もっぱらこの弟だった。ひと頃、粘土遊びに夢中になり、戦艦を作って戦わせていた。男の子というのは、なんでも戦わせないと気がすまない。

「敵艦発見! ミサイル発射!ぴゅるるるる~」

 私が自分の戦艦からミサイルに見立… 

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