安倍政権が企む“年金改悪”のゴールは「80歳」での支給開始

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 もっとも、安倍政権が思い描いているゴールは、そこではない。安倍首相が議長を務める「人生100年時代構想会議」の第1回(2017年9月)でキックオフのプレゼンテーションを任された英国ロンドンビジネススクールのリンダ・グラットン教授は、驚くべき発言をしている。

「70歳または80歳になるまで働くことを考えてみてください」

「80歳まで働くことを考えるとき、(中略)仕事を続ける理由は十分にあるのです」

 グラットン教授に口火を切らせたのは、政権の意向にマッチした考えを持っているからだろう。だとすれば、雇用義務化の終着点は80歳。年金改悪のゴールも「80歳支給開始」ということになる。

 人生100年時代なんて言っても、本当にそうなるのか、だれにも分からない。現状で日本人男性の平均寿命は81・09歳(2017年)である。これが一足飛びに100歳まで上がるとは考えにくい。多くの人が命が尽きる寸前まで働き、年金保険料を支払い続けた末に、何ももらえず亡くなるわけだ。

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