<4>国有化当時の山手線は品川~赤羽間を1日9往復で運転

日本の鉄道は、初期の鉄道行政を担った井上勝が鉄道国有論者であったため、官設官営が基本であった。しかし、政府の財政が窮乏し、やむなく「日本鉄道」に東北地方への鉄道建設を認めた。「日本鉄道」は、政府からの手厚い保護を受けたこともあり、事業としての収益性の高さを示すと、各地に私設鉄道…
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