コロナより多い自殺者数 弁護士も増加要因つくっている?
今年は著名な芸能人の方の自殺報道が多く取り沙汰された1年だったと思います。
弁護士の仕事にとって自殺は「身近なもの」かもしれません。依頼者やその家族が自殺することもありますし、一家心中・無理心中がきっかけとなった刑事事件、借家や線路で自殺したことによる損害賠償、自殺をきっかけにした相続など、枚挙にいとまがありません。
他国に比べて、日本の自殺者数が多いことは公知の事実だとは思いますが、コロナ禍を受けて、さらに自殺者数が増加しているようです。
先日、厚生労働省が「令和2年版自殺対策白書」を発表し、これを受けて「コロナの死者よりも多い自殺者数に海外メディアが驚愕」という題名のネットニュースが話題になりました。来年の自殺白書には、よりシリアスな統計が載るのではないかと思います。