利用が広がるブロックチェーン技術 デジタルトレカ取引も

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 一方でいま、仮想通貨関連で話題になっているのが、NFT(代替不可能なトークン)だ。NFTは改ざんが困難な鑑定書・所有証明書付きのデジタルデータで、仮想通貨と同様にブロックチェーン技術が利用されている。デジタルデータは簡単にコピーや改ざんができるため、これまで資産価値がつきにくいと考えられていた。

 しかし、NFTの登場で資産価値のあるデジタルデータが実現した。最近はNFTを利用したデジタルアートがオークションで取引されている。日本人ではVRアーティストのせきぐちあいみ氏のNFT作品が約1300万円で落札されて話題になった。

 仮想通貨交換業者のコインチェックは、NFTの売買が可能なマーケットプレイス「Coincheck NFT(β版)」を3月から提供している。現在2種類のNFTを扱っており、提供開始から2カ月間で利用者は2.5万人を超えたという。6月16日からはアイドルグループ「SKE48」とコラボしたNFTトレーディングカード(トレカ)の取り扱いを開始する。NFTトレカはカードごとに画像・音声・動画等のデータが内包されており、ファンに人気だ。NFTトレカは1000円程度で購入可能。体験してみれば、ブロックチェーン技術に秘められた可能性が理解できるかもしれない。

(経済ジャーナリスト・向山勇)

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