13年前に川に落としたデジカメが戻ってきた! コロラド州デュランゴで起きた奇跡

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 先日、13年間も川底にあったデジタルカメラが発見され、メモリーカードに記録されていたデータから持ち主を探し出すことに成功。驚きの声が上がっている。

 デジカメを見つけたのは、スペンサー・グレイナーさんという男性。コロラド州デュランゴのアニマス川で釣りをしていた時、ボロボロになった状態のカメラを発見した。

 本体は完全に壊れていたが、入っていたSDカードをパソコンに差し込んだところ、なんと写真データを読み取ることができた。2010年6月12日に行われた結婚式の写真、新婦が独身最後の夜を女性だけで楽しむパーティーの様子を撮影した写真などだった。

 スペンサーさんは3月15日、フェイスブックの地元デュランゴのグループに、写真とともに事情を説明し、《写っている人がいたら連絡してほしい》《データを持ち主に渡したい》などと投稿したところ……何とわずか1時間後に、ある男性から「写っているのは私と妻の結婚式の様子だ」と連絡があった。

 その後、デジカメの持ち主は夫妻の友人の女性コラル・アマイさんのものであることが判明。川でタイヤチューブを利用した川下りをしていた時に落として紛失したという。

「もう二度と見つからないものと、とっくに諦めていた」というコラルさんは、「SDカードがまだ生きていたなんて、衝撃的です」と地元メディアに驚きと喜びを語った。まさにSNSが起こした奇跡だ。

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