米オハイオ州ハミルトンの一軒家で一酸化炭素のアラーム その原因は…フクロウだった!

公開日: 更新日:

 先日、米オハイオ州ハミルトン郡のある一軒家で高濃度の一酸化炭素が検出されアラームが鳴った。住民は屋外に避難し、当局に通報したところ……犯人はなんとフクロウ! 煙突に入り込んで身動きが取れなくなった結果、煙道が塞がれたため不完全燃焼を起こして一酸化炭素が発生したのだ。

 同州の動物保護団体「シンシナティ・アニマル・ケア」の救助隊が煙突からフクロウを救助。幸いけがもなく、一酸化炭素中毒にもなっていなかった。その後、フクロウは「メンフクロウ」だと判明した。

 同団体は今月16日、保護されたフクロウの写真とともに救助の顛末(てんまつ)をツイッターに投稿。フクロウは元気に飛び立っていったそうだ。

 このツイートを受けてマサチューセッツ州漁業野生生物局は、フェイスブックで「フクロウは自分では巣を作りません。空洞のある木を選んだり、タカやリスの巣を利用して卵を産むのが一般的。このメンフクロウは、巣になる空洞を探していたのかもしれません」と説明。そのうえで侵入防止のため、煙突に金属製の網がついたキャップをかぶせることを推奨した。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」